振替依頼 概要

振替依頼とは

振替依頼とは、お客様が登録した口座から課金を行うための処理です。
振替依頼の手段を4つ用意していますが、27日固定、セレクトにより利用可能な手段が異なりますのでご注意ください。
※27日固定の場合、いずれかの1つの手段のみ利用可能です。併用はできません。

処理フローについては「売上フロー」を参照ください。

種類 27日固定 セレクト 備考
管理画面アップロード アップロード可能な件数は10,000件までです。
SFTPファイルアップロード × 利用にはSFTPアカウントの契約が必要です。
API × 加盟店様にて開発が必要です
自動売上 27日固定の場合、オプション契約が必要です。

△:オプション契約が必要

管理画面アップロード

管理画面から振替依頼ファイルをアップロードする方法です。
結果ファイルの取得やアップロード時のエラーについても管理画面上で確認可能です。

加盟店様にてシステム開発の必要が無く、全ての処理を管理画面上で完結可能です。
一方で、当サービスのアップロード件数上限が約10,000件となっているため、その件数を超えるとアップロード時にエラーになる可能性があります。
振替件数が多い場合、その他の方法を検討してください。

管理画面の操作については以下を参照ください。   B19_管理画面操作マニュアル_口座振替 B31_管理画面操作マニュアル_口座振替(セレクト)    

SFTPファイルアップロード

SFTPとは、SSHによる通信経路を利用して暗号化されたFTPを実現したもので、セキュアな環境にてファイルの授受が可能です。
開発によってはバッチプログラムによる運用の自動化も可能となります。

SFTPアップロードを使用するためのSSHクライアントアプリケーションは加盟店様にて用意してください。
また、別途SFTPアカウント契約が必要です。

手順についてはこちらを参照ください。

API

APIを用いて振替依頼が可能です。APIリファレンスはこちらを参照ください。

自動売上

定義を1度設定することで、当サービスが毎月振替依頼データを自動的に作成します。
詳細はこちらを参照ください。

振替結果の説明と対応について

口座振替結果では、【0~9・EおよびN】の値が返却されます。以下に判定結果ごとの説明を記載します。
※振替結果をもとにした口座情報、申込情報の更新は初回振替時のみです。2回目以降の振替結果での状態更新はおこないません。

口座振替結果 説明
【0】:引き落とし成功 引き落としに成功したことを意味します。
初回引き落とし時に、口座検索ステータスは『仮登録』→『本登録』に、
申込検索ステータスは『確定済み』→『振替実績あり』にそれぞれ変わります。
【1】:残高不足 引き落とし時に残高不足が原因で振替に失敗したことを意味します。
ただし、振替依頼書および管理画面入力内容に誤りが無かった確認はとれたものとみなせるため、
初回引き落とし時に、口座検索ステータスは『仮登録』→『本登録』に、
申込検索ステータスは『確定済み』→『振替実績あり』にそれぞれ変わります。

口座登録情報の修正は必要ないため、お客様にアナウンスの上、次月以降に再振替を行う運用が一般的です。
【2】:預金取引なし 口座が解約されている等の原因で振替に失敗したことを意味します。
口座振替依頼書もしくはサイト管理画面入力に誤りがある場合にも返却されることがあります。
初回振替結果にて当該エラーが返却された場合、口座検索ステータスは『仮登録』 のまま、
申込検索ステータスも『確定済み』のまま据え置きとなります。

口座登録情報の修正が必須となります。(振替依頼書の再送およびサイト管理画面再入力)
【3】:預金者都合による振替停止 お客様が金融機関に振替の停止を申し出られた場合等の原因で振替に失敗したことを意味します。
初回振替結果にて当該エラーが返却された場合、口座検索ステータスは『仮登録』のまま据え置きに、
申込検索ステータスは『確定済み』 →『申込NG』にそれぞれ変わります。

口座登録情報の修正が必須となります。(振替依頼書の再送およびサイト管理画面再入力)
お客様にて原因がわからない場合は、お客様から金融機関へお問い合わせいただく必要があります。
【4】:振替依頼書未着・不備 口座振替依頼書が金融機関に未着もしくは、不備があったことを意味します。
システム的には口座振替依頼書の未着を考慮するため、初回振替結果にて当該エラーが返却された場合、
口座検索ステータスは『仮登録』 のまま、申込検索ステータスも『確定済み』のまま据え置きとなります。

口座登録情報の修正が必須となります。(振替依頼書の再送およびサイト管理画面再入力) 金融機関の処理タイミングによって、弊社経由での依頼書不備通知よりも早く振替結果で依頼書不備が判明するケースが発生します。
この振替結果コードでは不備理由までは確認できませんので、別途の連絡をお待ちください。

未着起因かつ振替依頼書を送付済みの場合には、金融機関にて処理が完了次第振替可能になります。
【8】:委託者都合による停止 加盟店様の事情により振替に失敗したことを意味します。
初回振替結果にて当該エラーが返却された場合、口座検索ステータスは『仮登録』のまま据え置きに、
申込検索ステータスは『確定済み』 →『申込NG』にそれぞれ変わります。

経緯・詳細につきましては加盟店様から弊社へお問い合わせください。
【9・E】:その他 定義外の原因にて振替に失敗したことを意味します。(口座名義人様死亡・法人の破産を含む)
初回振替結果にて当該エラーが返却された場合、口座検索ステータスは『仮登録』のまま据え置きに、
申込検索ステータスは『確定済み』 →『申込NG』にそれぞれ変わります。

口座登録情報の修正が必須となります。(振替依頼書の再送およびサイト管理画面再入力) 金融機関の処理タイミングによって、弊社経由での依頼書不備通知よりも早く振替結果で依頼書不備が判明するケースが発生します。
この振替結果コードでは不備理由までは確認できませんので、別途の連絡をお待ちください。
【N】:振替結果不明 既定のスケジュール内に金融機関から振替結果を受信できなかったケースに返却される振替結果です。
当サービスでは出現したことはありません。(2019/2 現在)

各種ステータスは据え置きになりますが、入金等は個別に調整させていただきます。

注意事項

内容 説明
振替依頼データのスケジュールについて 口座振替依頼データのアップロード可能タイミングおよび口座振替結果返却日は毎月異なります。
口座振替に関するカレンダーは、以下を参照ください。
口座振替(27日固定) カレンダー
口座振替(セレクト) カレンダー
管理画面およびSFTPファイルアップロードについて 振替依頼アップロード開始日の午後よりアップロード可能なステータスになります。
振替依頼アップロード期間最終日の昼正午が締切日時となります。
申込完了後、即時で振替可能とならないケースについて オンラインでの口座振替依頼は、マルチペイメントが正常終了を確認した時点で振替依頼可能となります。
ただし、みずほ銀行はお申込完了2週間後より振替依頼可能となります。
通帳記載内容について 売上データ中の「通帳記載内容」にて、引き落とし時の通帳明細に任意の内容を印字可能です。以下の通り印字されます。
・ゆうちょ銀行以外の金融機関の場合
SMBC(○○○○○○○○○○○○○○○)
○=通帳記載内容に指定された文言
・ゆうちょ銀行の場合
○○○○○○○○○○○○○○○自払
○=通帳記載内容に指定された文言
※ ただし、一部金融機関では文言の指定が利用できません。その場合、「SMBC」「フリカエ」「エスエムビ-シ-フアイナンス」等となります。